パリ・ノートルダム
大聖堂展とは
パリのシテ島に今からおよそ800年前に建築され、ゴシック建築の代表作ともいわれる世界遺産・ノートルダム大聖堂。パリの歴史的なシンボルであるこの大聖堂は、2019年4月15日の火災によって大きな被害を受けました。
その復興に向け各界の専門家が集結し、ドローンやCG分析などの最新IT技術、熟練工の磨き抜かれた建築や美術品修復の技によって修復されています。
本展は、世界遺産と歴史と、最新技術によって大聖堂が再び光を取り戻していく様子を専用タブレット端末「HistoPad」で体験しながら、文化財の保護の大切さを身近に感じてもらうことを目的に、世界各国で巡回展が開催されてきました。
そして、2024年12月のノートルダム大聖堂一般公開の再開を迎えるタイミングに合わせ、特別コンテンツを追加し、世界15都市目として満を持して東京で開幕します。
展示
大聖堂の中にいるような没入感
1160年の創建時から、2019年の火災後の復興過程まで、21のタイムポータル(時空の扉)を、専用端末HistoPadでくぐり、あなたを時空を巡る旅へ誘います。
- 火災―2019年4月15日―
- 夢の大建築
- 鍛冶職人
- 世紀の建設―1165年頃―
- 内陣―大聖堂の最も神聖な場所―
- 石工職人
- 「森」
- 西側のバラ窓
- 聖遺物
- パリの中心部
- 宗教戦争の政略結婚
- 王の誓願
- フランス革命
- 皇帝の戴冠―1804年―
- 天才建築家の仕事
- 尖塔
- 修復現場でのイノベーション
- 安全確保作業
- 工事現場の専門家たち
- 修復―2021~2024年―
- 修復現場を訪れてみましょう
タイムポータル
会場内には21個のタイムポータル(時空の扉)があります。読み取ると、HistoPadの画面を通じて当時の様子が再現されます。